2022年5月13日金曜日

シェフ、キャンプめしを作ってみる

シェフが本気でキャンプめしを作ったらどうなるのか?という疑問

AIT事業部 矢野目です。


キャンプめしって美味しい。

アウトドアブームになって2~3年。YOUTUBEやSNSではキャンプに関する投稿が賑わっており、アウトドアの醍醐味である「食」、つまりキャンプめしも沢山のバリエーションが生まれて楽しまれていますね。かくいう私もキャンパーで、自然の中で食べる北海道のおいしい素材をいつも堪能しています。

簡単なものしか作りませんが、シンプルでも十分美味しい。

豪華なキャンプめしに憧れる。

YOUTUBEやインスタでおしゃれだったり美味しそうなキャンプめしを見かけます。しかし。。。キャンパーあるあるだと思いますが、基本的に手の込んだ料理を作るのは結構ハードルが高いと思います。料理好きな人は当てはまらないと思いますが、早朝の準備と移動、設営を経て料理とキャンプはやることが結構あって、全部全力でやると落ち着く暇もなくて疲れ切ってしまいます。憧れつつも・・・自分でやるのは無理かなぁというのが一個人としての本音。美味しいものは食べたいところですが、結局レトルトや味付き肉などに行き着く。

そしてここでひとつの疑問が生まれます。

シェフがキャンプめしを作ったら美味しいのか?

自分たちでは作れませんが、当社のシェフがキャンプめしを作ったらどうなるんだろうという疑問が湧き、勇気をだして社内のシェフに聞いてみます。

私「シェフ、キャンプめしってつくってもらえますか?」

シェフ「いや、俺キャンプしないんだよね」











・・・・・終了

即却下されました笑

しかし、これはもしやビジネスチャンスがあるのでは?!という思いもあって、非キャンパーのシェフにキャンプめしを試作しもらうという結果的にイビツな状況を生んでしまいました。(まあ仕事ってことで・・・いいっしょ)



「キャンプめし」が伝わらない・・・汗

キャンプめしを作ってもらうことにはなったものの、シェフは「家で作ったほうが美味しいんじゃない?」「家でつくる料理と同じじゃない?何が違うの?」と回答。


はい、

おっしゃる通りです!!!!!!!!!!

キャンプをやらない人にとって、不便な場所で手間のかかる料理を作ることや、キャンパーにとって「キャンプめしだ」と思うものは「家でもできるもの」だから違いがよくわからないそうです。まずここをわかってもらうところからスタートしました。


とりあえず定番のアヒージョとホットサンドから


まずアヒージョ


材料はパプリカ、ブロッコリー、サラダチキン、ナス(先に焼いた)、行者にんにくなど。


当たり前ですが、野菜の処理や素材によって先に火を入れるといった細やかさにプロの技があり、キャンプめしどころか家ですら再現できないと言うことを一品目から目の当たりにしました。


出来上がり↑

次はホットサンド

スパイシーなホットサンドをお願いしますとリクエストしたところ、具材にチョイスしたのはなんと赤魚。カレー的なものを予想していたのに、この時点で発想が全く違う。どうスパイシーにするのか?
次に取り出したのは自家製ベーコン


これを焼く

次にベーコンの油で赤魚に火を入れる


スパイシーの正体は「わさび」で、赤魚に和えます


写真はありませんがホットサンドメーカーを使って具材を挟み込み、ホットサンドも作成。(ちなみにキャンプ道具でのホットサンドはシェフも初体験)

おまけで、残った具材とアヒージョのオイルでパエリアも作ってくれました。このへんのアレンジが効くのが、やはりプロの領域なんだと思いました。

いざ・・・・実食!!




見て下さいこの彩もあってバリエーション豊富なキャンプめしを!

いやー

美味いですね!!!

どれも。



ただし、

自分たちができるかといえば別問題

むしろ

無理!!

※この料理つくるのにプロで2時間ぐらいかかりました





結論:プロが作るものはやっぱり美味しい



当たり前ですが当然の結論に至りました。


さて、



これが今後どうビジネスに活かされていくのか・・!?

迷走は

つづく・・?笑






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