2022年5月26日木曜日

余市視察に行ってきました

 AIT事業部矢野目です。

少し前ですが、余市方面へ商談と視察に行ってきました。


この日の目的は、ビールイベントを予定していた41BEER CRAFT WORKSこと余市ビールさんとの商談とご挨拶。当日はワイナリーのほうにいらっしゃるということで、そちらにお伺いしました。


ご存知ない方のために少しご説明すると、

リタファーム&ワイナリーさんは、「余市ワイン」「ドメーヌ タカヒコ」に続く余市町で3番目に誕生したワイナリー。

専用品種のワインは全て自社畑産のブドウ100%を使用しており、ぶどうの栽培とワインづくりをご夫婦で営んでいらっしゃいます。

ワイン造りの特徴として、野生酵母による自然発酵で可能な限り自然に逆らわない醸造を実践したナチュールワインを作っています。

そして、ワインを作りながら、41BEER CRAFT WORKSを立ち上げて、現在クラフトビールの醸造もされていて、ビアバーまで運営もされているとてもエネルギー溢れる造り手さんでいらっしゃいます。(ビアバーは執筆時点では休業中とのこと)

ちなみに、醸造所の設備もご自身で行ったそうです!

イベント開催に向けては、突然ご連絡したにもかかわらず色々と快くご対応していただき、たくさんのご協力をしていただいていました。(本当にありがとうございます!)


小高い丘の上にあり、本当に景色が素敵なワイナリー。


この場所で、代表の菅原さんにワインにかける想いや、ビールにかける想いを教えていただき、ワインとクラフトビールづくりを通じて、地元への貢献と自分たちが作りたいものを追求したいというものづくりの背景を知ることができました。


こういうお話を知ることが、商品の本当の価値や作り手の情熱を感じることになるので、
本当に貴重な時間でした。次回のビールのイベントで、しっかりとお伝えしたいなと思います!


そしてお昼には「モリンガ」さんへ。
余市で唯一?のタイ料理屋さん。
やはりタイ料理好きとしては気になるお店です。


店内はオリエンタルだけどシンプルで可愛らしい内装。

社長と一緒にトムカーガイやソムタム、キーマカレー(タイ料理が気になるとか言っておいて笑)ガパオなどオーダー。




女性のシェフが作る優しいお味。美味しくいただきました!



午後は仁木町にある、新たに誕生したブルワリー「にきや」さんを訪問。


「にきや」さんは、農家として作物を育てながら醸造をしていらっしゃるブルワリーさん。
醸造を担当している大木さんは、もともと公務員からビールづくりの世界に入られた異色の経歴をお持ちのブルワーさん。

にきやさんは、原料を大切にものづくりをしたいと考えていて、なるべく自分で作った原料を使ってビールを作りたいと仰っていました。現在はさくらんぼやりんごなどの果樹やトマトなどの青果を栽培されていて、今後はフルーツを使ったビールにチャレンジしていきたいとのこと。

また、リタさんと同じく、やはり地元の人にビールを味わってほしいという思いがあり、醸造に励んでいると仰っていました。

色々とワクワクするお話を伺い、これから何かご一緒したいという思いが高まったのは
言うまでもありません。本当にありがとうございました。


また色々なイベントを企画して、北海道の食を盛り上げられるよう頑張ります!


最後に小樽でちょっとだけ寄り道。



リタファーム&ワイナリー

http://www.rita-farm.jp/index.html


41BEER CRAFT WORKS

http://www.yoichibeer.com/


にきや

https://nikiya-farm.co.jp/



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2022年5月19日木曜日

今年もメディアプロの畑、始まりました。

AIT事業部矢野目です。 

当社はIT会社ですが、畑仕事もしてます!


メディアプロには畑があります。

とは言っても、会長が個人的に作っている畑で

事業としての農業ではないのですが。


今月、今年の作物の苗植えのお手伝いに行ってきました。

野菜はもちろん、ハーブも沢山の種類の苗を買ってきています。

(種類が多すぎて、買ったそばからどれがどれかわからなくなったのは内緒)



ビニールハウスも骨組みを建てて、自分たちでビニル貼りをやります。

こちらにはバジルなどハーブ類を植えました。


しかし


気温が低すぎたのか

シオシオになっている種類もちらほら。

自然相手の大変さ、難しさに直面します。


アスパラもいます。(すでに結構伸びてる)


品種が不明・・笑(植えた本人にしかわからない)


水が足りないのか、ちょっと枯れたりしてるのも。


自分たちで手を動かすことで、農業の大変さや難しさ、

そしてありがたさを痛感します。

食に携わるお仕事をする者として、貴重な時間だと感じています。



ところで。

この畑

初めたのは2015年ごろからで、

最初は文字通り草むらだったらしいです。



草ぼーぼー。


完全なのっぱら。


荒れ地・・・。


↑ビフォー  ↓アフター



こんな状態だったところを、

会長と社長が二人で手作業で開墾していきました。

最初は畳4つくらいのサイズからスタートしたのだとか。

(超大変そう・・・汗)



今では色々な作物を植えて収穫できるまでに。

写真はこの日収穫したルバーブとアスパラ。


アスパラはバター焼きにして、

ルバーブはシェフがジャムにしてくれました。



今年は畑メンバーに新たに2名が加わり、

収穫が一層賑やかになるかも。

たくさん採れたら収穫祭ができたら楽しそうですね。

クラフトビール飲みながら旬の味覚を味わうとか。

▲作業中近くに現れたノビタキちゃん。近づいても逃げない子。


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2022年5月13日金曜日

シェフ、キャンプめしを作ってみる

シェフが本気でキャンプめしを作ったらどうなるのか?という疑問

AIT事業部 矢野目です。


キャンプめしって美味しい。

アウトドアブームになって2~3年。YOUTUBEやSNSではキャンプに関する投稿が賑わっており、アウトドアの醍醐味である「食」、つまりキャンプめしも沢山のバリエーションが生まれて楽しまれていますね。かくいう私もキャンパーで、自然の中で食べる北海道のおいしい素材をいつも堪能しています。

簡単なものしか作りませんが、シンプルでも十分美味しい。

豪華なキャンプめしに憧れる。

YOUTUBEやインスタでおしゃれだったり美味しそうなキャンプめしを見かけます。しかし。。。キャンパーあるあるだと思いますが、基本的に手の込んだ料理を作るのは結構ハードルが高いと思います。料理好きな人は当てはまらないと思いますが、早朝の準備と移動、設営を経て料理とキャンプはやることが結構あって、全部全力でやると落ち着く暇もなくて疲れ切ってしまいます。憧れつつも・・・自分でやるのは無理かなぁというのが一個人としての本音。美味しいものは食べたいところですが、結局レトルトや味付き肉などに行き着く。

そしてここでひとつの疑問が生まれます。

シェフがキャンプめしを作ったら美味しいのか?

自分たちでは作れませんが、当社のシェフがキャンプめしを作ったらどうなるんだろうという疑問が湧き、勇気をだして社内のシェフに聞いてみます。

私「シェフ、キャンプめしってつくってもらえますか?」

シェフ「いや、俺キャンプしないんだよね」











・・・・・終了

即却下されました笑

しかし、これはもしやビジネスチャンスがあるのでは?!という思いもあって、非キャンパーのシェフにキャンプめしを試作しもらうという結果的にイビツな状況を生んでしまいました。(まあ仕事ってことで・・・いいっしょ)



「キャンプめし」が伝わらない・・・汗

キャンプめしを作ってもらうことにはなったものの、シェフは「家で作ったほうが美味しいんじゃない?」「家でつくる料理と同じじゃない?何が違うの?」と回答。


はい、

おっしゃる通りです!!!!!!!!!!

キャンプをやらない人にとって、不便な場所で手間のかかる料理を作ることや、キャンパーにとって「キャンプめしだ」と思うものは「家でもできるもの」だから違いがよくわからないそうです。まずここをわかってもらうところからスタートしました。


とりあえず定番のアヒージョとホットサンドから


まずアヒージョ


材料はパプリカ、ブロッコリー、サラダチキン、ナス(先に焼いた)、行者にんにくなど。


当たり前ですが、野菜の処理や素材によって先に火を入れるといった細やかさにプロの技があり、キャンプめしどころか家ですら再現できないと言うことを一品目から目の当たりにしました。


出来上がり↑

次はホットサンド

スパイシーなホットサンドをお願いしますとリクエストしたところ、具材にチョイスしたのはなんと赤魚。カレー的なものを予想していたのに、この時点で発想が全く違う。どうスパイシーにするのか?
次に取り出したのは自家製ベーコン


これを焼く

次にベーコンの油で赤魚に火を入れる


スパイシーの正体は「わさび」で、赤魚に和えます


写真はありませんがホットサンドメーカーを使って具材を挟み込み、ホットサンドも作成。(ちなみにキャンプ道具でのホットサンドはシェフも初体験)

おまけで、残った具材とアヒージョのオイルでパエリアも作ってくれました。このへんのアレンジが効くのが、やはりプロの領域なんだと思いました。

いざ・・・・実食!!




見て下さいこの彩もあってバリエーション豊富なキャンプめしを!

いやー

美味いですね!!!

どれも。



ただし、

自分たちができるかといえば別問題

むしろ

無理!!

※この料理つくるのにプロで2時間ぐらいかかりました





結論:プロが作るものはやっぱり美味しい



当たり前ですが当然の結論に至りました。


さて、



これが今後どうビジネスに活かされていくのか・・!?

迷走は

つづく・・?笑






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